決めては
極寒の
マイナス50

美味しさと細胞の関係性?!

鮮魚は、基本ながら丁寧に取り扱い、鮮度を保つことが味の命です。そのため当社は、鮪用-50℃の冷凍倉庫を導入しております。

その鮪用-50℃の冷凍倉庫でとらふぐも瞬間冷凍しています。

小売店等で解凍されたフグが販売されていますが、皆さんのお口に届くまでに本来のフグの美味しさが損なわれている場合もあります。また-10℃で徐々に冷凍したものと、-50℃で瞬間冷凍したものの違いは、見た目ではあまり解りませんが、似て非なるものです。徐々に冷凍すると、フグの最大の魅力である「旨味」を含んだ細胞が肥大化し、解凍したときに旨味が流れ出てしまいます。

当社では、冷凍倉庫の隣で、生け簀から引き上げた活トラフグを捌き、冷凍倉庫へ運びます。-50℃の冷凍庫では、例えば花びらは1分で凍り、握ると粉々に砕ける状態になります。フグの身も驚くほど瞬時に凍らせるため、お客様のご家庭で解凍したときまで、本当に美味しい状態を保つのです。